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こんにちは!
当店では、主に1900〜1930年代までのカバーオール・ワークウエアに使われていたボタンの販売をしています。
その時代、なぜチェンジボタンが使われていたのでしょう?
答えは、「洗濯で生地を痛めないようにするため」です。
当時は、まだ洗濯機がなく手洗いでした。
洗濯板で洗うか、叩きつけて洗うかの時代でした。
洗う際、ボタンで生地が痛んでしまわないように取り外しできるボタンが必要だったためと言われています。
頑固な汚れを洗うのですから、洗濯も相当な力仕事だったでしょう。
ボタンを外してしまえば、洗う人も思う存分に洗うことができたハズです。
洗濯機が普及した1940年代以降もブランドを象徴するポイントとして、しばらく使われていた物もありますが、時代と共に使用されなくなっていきます。
使い捨てではない時代のボタンは、100年たった現代にもその姿を残しています。
ボタン一つにもそのブランドを象徴するロゴやマークが描かれ、デザインが素晴らしいのでコレクターがいるほどです。
どんどん流通する数も少なくなってきており、人気の物は価格も高騰しています。